合否の結果伝えますか?

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何か見つけた?

 我が家が受験をした年、10月の神奈川校の考査日は寒くて大雨でした。今年も10月の中旬は寒くて天気の悪い日が続きましたね。ジャックの先生が言うには毎年11月1日は晴れて暖かいそうです。今年はどうなるのでしょうか。娘の小学校も入試のため1日から1週間お休みになります。学校はお休みなのですが、11月1日はアフタースクールのハロウィンパーティーがあって学校へは行く予定です。2人とも魔女のコスプレをするようで張り切っています。

 

「志望校の順位」

 我が家は全部で6校受験する予定でした。神奈川を1校と1日の第一志望校、今通っている学校が第二志望でその他に3校です。実際に願書を出していたのは5校です。6校目は出願の締切が遅く、全部の結果が出揃ってからでOKだったので、もし全滅した場合に出願する予定でした。

 準備をしている間から、娘たちにはどの学校が第一志望なのかは伝えていませんでした。

 親の第一志望と子どもの第一志望は違うかもしれません。実際に娘たちは、今通っている学校に一番行きたいと思っていたようです。ジャックの「面接スペシャル」の授業で

「1番行きたい学校はどこですか?」

と聞かれたときに

「〇〇小学校(今通っている学校)です!」

と元気いっぱいに答えていました。事前資料で志望校の順位を書いて提出していますから、先生も思わず笑っていました。

「この学校は滑り止めです!」

と本番の面接で答えてしまった子もいるそうです。志望校の順位は親が勝手に決めているだけです。だから志望校の順位なんて子どもに伝える必要はないと思います。下手に第一志望を伝えていてご縁が頂けなかったら、子どもにとっては失敗体験になってしまいます。

 子どもに学校の優劣が分からないところが、小学校受験の良いところだと思います。中学受験も大学受験も学校の優劣がはっきり分かります。偏差値があるし、もう幼児ではないのですから。

 娘たちは今の所、自分たちが第一志望の一番良い学校に合格したのだと思い込んでいます。

「合否を伝えるか」

 我が家では入試期間中に合否は伝えていません。もっともご縁を頂けた学校は1つだけなので、「不合格は伝えなかった」という方が正しいですね。第一志望は✕でした。神奈川の学校も補欠です。

 神奈川の学校は願書の締切直前に急遽受験することにしました。合格した際の手続き金をケチりたいため、受験するかどうか決めかねていたからです。今になって思うと随分上から目線ですね。だから事前の準備なんてしているはずもなく、学校説明会にも行っていません。本番の面接で

「説明会で印象に残っていることはなんですか?」

と聞かれて、これは駄目だろうと思っていたので、補欠を頂けただけでむしろ喜びました。我が家は入学手続き費用をどうするか悩んでしまうレベルの庶民です。門前払いにされることが1番の気がかりだったので、とりあえずの安心材料になりました。それに絶対に繰り上げが回って来ると思っていたので、割と呑気に安心していました。

 双子は狹き門だと分かっていたのに、本当に呑気です。でもそういう時は良いふうに考えたいものです。結局補欠繰り上げの連絡はありませんでした……。

 第一志望の✕を見た時は親のメンタルガタ落ちでした。チャレンジ校と思っていても、やはり悲しいです。

 だから第二志望校の合格を受け取った時は嬉しくて、すぐに子どもに伝えました。結局以降に予定していた学校は受験せず、我が家が実際に受験した学校は3校だけです。手続きのお金も1校しか収めなかったので、最終的に我が家の受験費用はかなりリーズナブルでした。

 合格を伝えた時、娘たちは大喜びでした。本人たちからしたら第一志望です。追い込み期は毎日2時間のペーパー、毎日1作品の絵か製作、毎晩23時近くまで面接の練習でしたから

「もうお勉強も終いだよ」

と言ったら飛び上がっていました。

やり遂げた子ども

 我が家は高望みはせず、堅実に志望校を選んだつもりですが、それでも今思うとかなりの綱渡りでした。

 結果的に合格できたから良いものの、どこからもご縁を頂けず、補欠の繰り上がりもなかったら、それこそ離婚の危機だったと思います。僕が手続き費用をケチったせいですからね。

 ジャックの先生が口を酸っぱくして「志望校選びは大事」だと仰っていたことを今でも思い出します。

 

 これからいよいよ入試が始まります。皆様に良いご縁がありますように。

 今回はこの辺で。読んでくださってありがとうございました。